春の栂池セッション
もうどこのスキー場も下のゲレンデには雪がほとんどなくなってしまいましたが、まだまだ頂上には雪がたくさんあります。雪質はシャバシャバで足をとられ、体力を奪われます。
そんな中今日は久々に栂池高原スキー場へ行ってきました。今日は飯山にいる”やーまだ”も来るとの事で、久々のセッションでした。頂上は天気も良く快晴。気温は13℃ありちょっと動くと汗だくです。グラトリは埋まってしまい思うように出来ませでしたが、栂池のパークにはいろいろの大きさのキッカーがあり、雪が柔らかいのでキッカーの練習をしました。最近R19ではキッカーでのスピンに挑戦するメンバーが出てきました。リスクはありますが、エアーのスピンはグラトリとはまたひと味違い、身に着けるべき技術でもあります。
この時期のキッカーは雪が柔らかくちょっと失敗してもダメージが少ないのがメリットです。そのせいもあってか、本シーズンに比べるとパークは結構にぎわっています。キッカーの基本はまずまっすぐ確実に飛べるようになることです。そこからグラブなどを入れていく…といった感じでステップアップさせていきます。
キッカーリスクが伴うので自分の技術以上の事を無理して行う事は禁物ですが、ここに来てメンバーの中にはキッカーでの7のメイクにこぎつけるなどの成果をだしてきています。今日も果敢に挑戦していました。
シーズンを通して思いますが、キッカー、グラトリ、フリーランは一概に別分野とも言い切れないものがあります。フリーランをしばらくしていたら、グラトリが上達していた…キッカーが安定して飛べるようになった…などの成果の声をよく聞きます。これはスノーボードの総合滑走レベルが上がったという事で、非常に重要な事です。
R19ではグラトリにも力を入れながらも、この春の悪い雪質を逆に良い練習材料としてキッカーやフリーランにも精力的に取り組んで個人の総合力…ついてはチーム全体のレベルアップを図っていきたいと思います。